世の中には様々な速読法があります。

しかし、そのうちの約3分の1は筋トレのように地道で気の遠くなるようなトレーニングを必要とするもの、他の3分の1は右脳の力を活用して無意識に刷り込むというオカルトに近いもの、そして残りの3分の1はこのページで紹介するような方法です。

このやり方は100%私のオリジナルというわけではなく、優秀なビジネスマンや日々読書をして自分を磨いている人たちの多くが自然とやっている読書法です。
これはみんなが誰かの真似をしたというわけではなく、たくさんの本を読み、合理的な精神をもった人たちの多くは結局この読書法に行き着くということです。

 

今回はその『らく速』の概要を説明します。

一言で言ってしまうと、要は「飛ばし読み」「流し読み」です。

そう言うと多くの人は
「えっ!?それじゃあ速読の意味ないじゃん!」
「重要なところを読み落としちゃったらどうするの??」
「飛ばし読みなんかしたら早く読めるに決まってる」
…という反応を示します。

そうなんです。
飛ばし読みをすれば早く読めるに決まってます。
逆に言えば一字一句逃さずに熟読してたら、読むのは遅くなるに決まってる!ということもできるでしょう?

 

 

確かに、慣れないうちは重要なところを読み落とす可能性はあります。
そうならないようにするために、まずは目次や前書きを丁寧に読み込み、本の概要をつかみます。
慣れてくると、目次を読めばどこが本の核心部分なのかわかるようになってきます。

目次を読んで概要をつかみ、「ここを知りたい!」という目的意識をもって本を読み始めていきます。
その際、自分に関係ない話題はパラパラとページを流してしまいます。そして、一番の核心部分だけを熟読するのです。

「本をたくさん読んでいる」という多くの優秀なビジネスマンはこのような読み方をしています。
彼らは忙しいので、一字一句逃さずに読むような読み方は絶対にしていません。

そして、このような読み方をしながら、本から得た知識やスキルを仕事に生かしたり、書評にしたりしている人もたくさんいます。

逆に「飛ばし読みなんて、そんな読み方は意味がない!」
と、かたくなに熟読にこだわりながら、月に1冊しか読めない。そして、読み終わる頃には本の冒頭部分の内容なんてすっかり忘れている。読んだ内容も身につかない…という人もいます。

どちらの読み方があなたのためになるでしょうか??

 


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